野田村☆湯通し塩蔵ワカメの加工を見せていただきました!

 以前、

「野田村☆下安家漁港早採りわかめを見せてもらいました!」

の取材で伺った下安家漁協の橋場さん親子のところへ再びお邪魔してまいりました!


今回は藤織、塩蔵ワカメの加工を教わりました♪




90度以上に沸かした高温の海水で採れたてのわかめを茹でていきます。

お湯は80度以下になると茹で時間が長くなり色が悪くなるため、量を調整しながら、

均一に熱が伝わるように混ぜながら茹でます。


大きな窯で茹で上がるわかめ!

見た目はまるで大量のわかめの味噌汁のようです(笑)


30秒〜1分ほど攪拌しながら丁寧に茹でたら

冷たい海水で一気に冷却します。




棒で攪拌するのはなかなか体力が必要そうです!



1ケースに30kgほど入れて

重ねて水切りをします。


さらに特殊な袋に入れていきます。

また水分が少し切れて20〜25キロくらいになります。



積み上げるのもまた重労働そうですね💦

この後、塩もみ&塩漬けの工程で通常は半日以上かかりますが、
これを1時間に短縮できる秘密兵器があります!
それがこちら!



ててててってれ〜♪「しおまる」

釜石市の企業と県水産技術センターが共同開発した装置なのだそうです!

飽和塩水に袋詰めにしたワカメを入れてスイッチをオンにすると、

まるで洗濯機のように回ります!

※音量注意


「しおまる」に入れると塩もみ&塩漬けが1時間で終わります!

その後、圧力で脱水します。



5、6時間プレスしたらこちらの機械で塩粒を篩い落とします。


そしてまた脱水を12時間行います。
機械化が進んでいるとはいえ、
こんなに時間と手間がかかっているんですね〜。



こちらが製品の塩蔵ワカメです!

水分が抜け、余分な塩粒もついていません。

とても綺麗ですね✨

こちらは芯付きでの出荷になります。



手間ひまかけた野田の美味しいワカメ💚

全国の皆さんにたくさん食べてほしいですね!!



私はお味噌汁でいただきました💕

美味しかったです😄


追伸・・・



今のシーズンはめかぶも美味しいですね!

ちゃっかり取材時に丸齧りさせてもらいました♪

粘りが強くて美味しかったです😆

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