こんにちは〜!
藤織ジュンです!
早速ですが皆さん、これ、なんだかわかりますか???
よーく見ると、一つ一つが見覚えある形!
そう、ホタテの稚貝です✨
こんなに小さくて、なんかカワイイ〜ですよねぇ💕
野田村はブランドホタテ「荒海ホタテ」の産地!
身が大きくてプリプリで甘〜いホタテは
とっても手間をかけて養殖されているんです❗❗
今回は荒海ホタテの分散作業をお手伝いさせていただきました😄
ラーバと呼ばれるホタテの幼生を捕まえることから始まります!
目の細かいネット(玉ねぎ袋)の中に目の荒いネット(テグス網)を入れ、
野田村の外海に入れておくと・・・・
7、8月には中にホタテの稚貝ちゃんが
たくさん入っています‼️
餌も入れてないのになぜ???と私も思いました!
ラーバたち、外海で流されて「何かに捕まりたいよ〜!」と思っているのかも?
肉眼では見えないサイズのラーバはテグス網の居心地の良さに
つい目の細かい外側のネットから出られない大きさまで成長するのだそうです。
まず、ネットの中のホタテの稚貝を出す作業を体験しましたが、
なかなかネットから落ちないなぁ・・・難しい💦
テグス網の中が好きなのはホタテの稚貝だけにあらず・・・
白い米粒のようなキヌマトイガイや
黒っぽいムラサキイガイ(ムール貝)の稚貝もたくさん入っています。
これをピンセットで地道に取り除いていきます。
さらに規定より小さい稚貝はザルの目から落としてゆきます。
くぅ〜!大変!!!💦💦💦
ムラサキイガイは色が違うので除きやすいですが
キヌマトイガイは色がホタテに近い上に
くっついていて網目から落ちにくく、探すのが難しいです。
永遠に思える作業・・・
これは手間がかかっていますね〜💦💦
ネット・籠に一定数入れます。
ホタテたちが自由に泳ぎ回れるストレスのない環境で育てます。
また、ホタテを固定しないことで貝の外側に別の貝の付着が減り、
栄養を取り合うことが少なくなります。
このネット・籠を
いざ、外海に放ちに行きます!
“荒海ホタテ”というだけあり、
外海の波は激しく、船が上下にとても揺れます・・・!!🌊
藤織は船酔いと揺れで立てませんでした😂
ホタテの餌となるプランクトンがたくさんいる外海・・・
ネット・籠と浮きを綱にくくりつけて海にいれて行きます。
波に揺られ、私は立つこともできないのに荒海団のホタテ漁師さんは手際が良いです!
もちろん、収穫までの作業はこれだけではありません!
ホタテたちが大きくなってきたらまた数を減らしてネット・籠に入れ直すそうです。
さらに外貝に着いた付着物を取り除いたり、
成長管理が徹底して行われます。
出荷前には低温の地下海水を使った水槽で一時保管されます。
漁協職員さんの目で厳しくチェックされ、
元気いっぱいの美味しい荒海ホタテが届けられます。
出荷サイズに大きくなった荒海ホタテは持つとずっしり!
貝も綺麗です✨
荒海ホタテの手間隙、お分かりいただけましたか???
私も荒海ホタテを食べるときは分散作業を思い出して、
浜の皆さんの努力を感じて
ホタテの甘味を噛み締めたいと思います😁💕
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