12月20日⛄️
すっかり寒い冬〜な、この時期になんと、
ウニを食べている藤織ジュンです!(◎_◎;)
ここは、久慈市侍浜町にある、麦生(むぎょう)漁港です!
岩手県のウニの旬は6月ごろから8月上旬まで。
とろけるように甘い“生ウニ”が食べられるのは「夏だけ」でした。
なぜならウニは産卵・放精してしまうと
身が痩せてしまうからなんです。
実は私たちが食べているウニの部分というのは
生殖巣(精巣・卵巣)なんですね。
麦生漁港では昨年から、この痩せウニちゃんたちに餌を与えて太らせる研究を始めました。
そして今年の12月、いよいよ冬ウニが出荷されました!
岩手県民さんは特に、
「冬の光景とは思えない!」でしょう😆
生殖巣の粒々(ウニの粒)には生殖細胞と栄養細胞があり、
放卵・放精を終えた後もたっぷり餌を与えれば栄養細胞は太ることがわかりました!
身がたっぷりのキタムラサキウニ💖
水温にはあまり関係がないようです。
ちなみにこの日の水温は9.9度でした!
餌には「冷凍めかぶ」「干昆布」「塩蔵昆布」など
実験を重ね、たくさん試行錯誤されたそうです。
最終的には養殖したたくさんの生昆布を食べさせ、
夏のウニとほとんど変わらない美味しいウニとなりました!
冬に食べるという贅沢さも相まってか、
甘さが際立った最高に美味しいウニでした🌟
今回は夏にはないほどの高価価格、殻付き1キロ3000円で取引されたそうです。
当日は、428kg漁獲し、青森県階上町の業者に出荷されました。
漁場には、約1tのウニが畜養されているそうです。
う〜ん、高くても冬に生ウニが食べられるなら❗食べたい!!
クリスマスやお正月、お歳暮にも今後期待が高まりますね✨
ウニの密度を整え、磯焼け対策を行うことで昆布を育てるなど、
今後も冬ウニの出荷ができるように取り組みをされるそうです。
採れたて生うにを焼きウニにする贅沢💖
麦生漁港の取り組み、冬のウニに期待大です😄
素潜り実演はともかく冬でも久慈で生ウニ食べられるようになるって凄いです。素晴らしい観光資源ですね~。🥰
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