今年も久慈市麦生漁港で冬場のウニの出荷を取材しました💛
本来、岩手県のウニの旬は夏で、産卵・放精すると身がやせてしまいます😢
そこで、麦生漁港では2年前からやせウニに餌となる海藻を与えて太らせる試験を行っていて、
令和3年12月に初めて冬のウニ出荷が行われ、殻付で計428㎏、1キロ3,000円/㎏という高い価格で取引され、今年度もさらに量を増やして試験を行ってきました❗
餌を与え始めてから毎月身入りの状況を確認する調査を行いますが、今年度は11月の時点では思うように身が入っていなかったため、出荷できるどうか分からない状況でした😔
そのため、与える餌の量を増やして身入りの回復を図りました。
その結果、12月初めの調査では十分に出荷が可能と判断され、今年度も無事出荷の日を迎えました😁
気になる今年度の取引価格ですが、事前に入札をした結果、
なんと、殻付で1㎏あたり3,380円と
昨年度をさらに上回る高値で取引されることになりました❗❗❗
落札した業者によりますと、昨年度よりもウニが品薄だとのことでしたので、この値段も納得です。
この日は朝7時から11時30分頃まで漁獲作業を行い、553㎏が出荷されました。
前日と合わせて2日間で1,408kgを出荷したそうで、
昨年を大幅に上回る実績となっています💪
麦生漁港での試験は今年度で終了となり、来年度以降の事業化を前向きに検討するそうです。
そのうち、冬にウニを食べるのが当たり前になるかもしれませんね🎶
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